gomimushi5364の日記

本当に日記。備忘録。

新たな試み

4月19日

晴れ

 

7時に起きる。誰もいないロビーでロイヤルミルクティーを飲む。

ロイヤルミルクティーって和製英語らしく海外では通用しないらしい。シチュードティーらしい。

 

朝飯を食べたくなるがすぐ食べられそうなものが見つからない。

小麦粉があるのでパンケーキを焼こうと思いレシピを検索、ベーキングパウダーが必要らしい。

「パンケーキ食べたい…あ、蒸しパンも作れるらしい…」

「私もお菓子作りたい。材料買いにいこ。蒸しパン作ろ。」友人に誘われスーパーマーケットへ。

ベーキングパウダー、牛乳、板チョコを購入。

 

「ベーキングパウダー、バッパーで見たことある気がする…」

「私もみたことある気がする…」

 

バッパーへ帰り早速二人で蒸しパンを作り始めるためにキッチンへ。

 

「やっぱりベーキングパウダーあるやん…しかもFreeやん…」

「ほんまや…」

 

とりあえず作り始める。

 

1回目ができ試食してみる。

「なんか硬いし中半生だな…」他の人にも食べてもらう。

「シェフが失敗するの初めてみたわ…半生やん…」

 

火加減を調節し2回目を作る。うまくいかない。硬い。

 

水分を多くし3回目を作る。

「蒸すときちゃんと蓋しないと水が入ってべちゃっとするで。」通りがかりの元シェフから助言をいただく。

 

4回目を作る。水分量を今までで一番多くしラップをして再度挑戦する。

「なんかこのまま焼いたほうがうまそうちゃう?」

「とりあえず蒸そう。これで今日は最後にしよう。」

つまみ食いをしすぎたため僕らはすでにお腹いっぱいである。

 

4回目にしてついに成功。バッパー民に配ってみる。好評である。

大量に買ってしまったベーキングパウダーを消費するために、明日から朝食は大量にパンケーキを焼こうと思う。そしてバッパー民に配ろう。そう決めた。

 

その後はミサンガを編んでいた。土曜日に路上で売ってみようという試みである。

 

今日の夕飯はジャガイモ、アスパラ、キャベツとベーコンのマヨネーズ炒め。

 

何もない月曜日

4月18日

晴れ

 

なぜか朝5時に起きる。とりあえずロビーへ。

もうすでに起きている人がいる。挨拶をしてタバコを吸う。もう一度寝よう。

 

次に起きるともう12時である。

いつも僕は朝昼とご飯を食べないのだが今日はものすごくお腹が空いている。白米が一人前だけ残っていたことを思い出したのでリゾットを作って食べる。

 

「駐禁のチェックきてるから車動かしたほうがいいぞ。」

焦って車を動かす。

「あー…駐車場ってまだ停められないんですか?」

「あと10分まて。終わったら声をかける。」

このバッパーには駐車場があるのだが、先日近隣住民がフェンスに突っ込んだ為、修理中なのである。

「本当に10分で終わりますかね?」

「オージーの仕事だから絶対もっとかかるだろうね。」

「そうですね。僕もそう思います。」

 

1時間は駐禁を取られないのでその間にちょっと走りに行く。

いつもは夜走っている。昼の景色は見慣れず、いつものコースが違う街に思えてくる。

 

「もう4月も半ばだ…」走りながら色々考えた。

僕のワーホリも半分を切っている。2nd visaを取る為の日数は未だ33日。残り55日もある。今すぐにでも何か仕事をしなければ…

 

帰ってくると修理が終わっていた。車を動かす。これで駐禁の恐怖から解放される。

 

そんなこんなで6時を回る。今日も仕事がなく、明日も仕事がない模様。

 

今日の夕飯は鳥ハツ、人参とキャベツをマヨネーズ、オイスターソースとカレー粉で炒めたやつ。そして煮豚の汁で炊き込みご飯。

 

何もない日曜日

4月17日

晴れ

 

いつもの習慣で8時に起きる。

「アンリーにあるカフェいこうや。」「いくやろ?」「はよ準備して。」

「あーはい。」

車でカフェに。「A Mother's Milk」に到着。ちなみに店の向かいはアダルトショップである。全然関係ないけど。

 

「すごいオシャカフェ感ある…」

 

ブレックファスト を食おうということでメニューを見る。

「全部食いたい…迷う…すごい迷う…」

「とりあえずモカ。」「ラテ。」「カプチーノ。」

メニューに集中しすぎてコーヒーを頼み忘れる。本当に悔しく思う。

 

「(メニューを指差しながら)これオススメらしいよ。」友人が言う。

「じゃあ全員それで。」友人が言う。

「(ちょっとフレンチトースト食べたかった…)」僕は思う。

 

ざっくり説明すると目玉焼きにトマトソースがかかった感じのものとトースト。

純粋にうまい。

 

バッパーに帰ったあと即座に半熟ゆで卵を作る。昨日作った煮豚の汁に漬け込むためである。

 

僕の中でゆで卵のベストタイミングは沸騰したお湯に卵を入れて7分である。

 

気がつけば昼時、昼飯を作る前に一休みしようとベットに腰掛けた。そのあとの記憶はない。

 

起きたら夕飯時。

 

今日の夕飯は昨日作ってつけておいた煮豚と昼に作ってつけておいた味玉。

相当量作っておいたのに好評につき即座に完売です。本当にありがとうございました。

普通に怒られた

4月16日

晴れ時々小雨

 

朝8時に起き4人でカフェへ。

アデレードシティのハットストリートにあるオシャカフェでカプチーノとパイナップルチーズケーキを注文。

このカフェは何度か来ている。先日来た時に友人がオーダーしたパイナップルチーズケーキをみんなで食べたのだが、その味が忘れられず注文に至る。他の3人ももれなく注文した。

 

一口目。本当にうまい。幸せが押し寄せる。

二口目。うまい。すごい。パイナップルの酸味と甘みがクリームチーズと最高の相性。

 

半分を超えたあたりから皆の箸(フォーク)が止まる。

 

「半分でよかったよね?」「うん。」「残り持ち帰れるかな?」「いけるっしょ?きいてみよ?」

 

持ち帰ることに。

帰り道、僕以外の3人はショッピングに出かけるとのことで持ち帰りのケーキを持って一人バッパーへ帰る。

 

バッパーへ一度帰った後、ギターを持ち車に乗って南へ5分。

アンリーショッピングセンターへ向かう。最近始めたバスキング。僕が一番稼げているポイントである。

 

ギターを抱えてショッピングセンター前に座る。ストラップがないので立って弾くことができないのである。

 

「近くで募金やってるな…まぁ関係ない。とりあえずやろ。」そう思いながらバスキング開始。

 

上を向いて歩こう」「デイ・ドリーム・ビリーバー」「リルラリルハ」を主に歌う。その他は練習中の「Isn't she lovery 」

開始早々コインが入ってくる。「今日は調子良いぞ…」そう思いながら歌い続ける。

 

1時間もした頃、募金のおっさんがこちらへ向かってくる。

「???」

「おまえ許可取ったんか?セキュリティーと話ししたんか?俺は1ヶ月前に予約して今日きてるんだ。おまえ許可とったんか?」

「ah…really? i didn't know sorry, i back soon

 

怒られたので即座に撤収。$28.30の稼ぎ。

 

その後、マーケットへ買い物へ。クソ安野菜を買い込み、ちょっと肉を買って帰宅。

 

帰り道、バッパーのレント(宿代)を払うためにATMへ向かう。

「確か2週間分溜まってたよな…$210おろさなな。」

ATMから見たことない画面が。

「お前の残高$195だからおろせないけどどうする?」とのこと。

$190をおろす。バンクの中身$5である。

 

バッパーに帰ると先週の釘抜きの給料が届いていた。$360。多分8時間を3日で時給$15計算である。

「時給$15で手渡しできたってことはタックスがアレのやつだから2nd visaの日数に含めれないやつかこれ…」※ここら辺の説明は最後に記述いたします。

 

夕飯の準備と共に、賞味期限の切れた豚肩ロースブロックを煮る。角煮である。

白米がないため玄米を炊く。炊き方がわからずすごい調べる。

「びっくり炊き」なる二度炊きがいいらしい。

 

今日の夕飯はカレー。カレーは間違いないです。勝ち。

 

※めんどくさい説明

まず2nd visaという通常1年のワーキングホリデーを2年にすることができる制度がある。このvisaを取得するためには農業や漁業といった季節労働を計88日行い、指定のフォームにサインと日数を記入してもらわなければいけない。だいたいみんなこれが欲しくてファームジョブに行く。行きたくなくても行く。「じゃあ適当に書いちゃえばいいじゃん。」と思う方もいるかもしれない。が、去年2015年にこの制度はより厳しくなった。というかチェックが厳しくなった。以前は結構適当で、適当に書いたものが通っちゃったり、金銭によるフォームの売買等があったらしい。

今現在、ペイスリップ(給与明細)が必要となった。しかもしっかり税金を払っている記載も必要である。ここでも「税金払うとか払わないとか選べるの?」という疑問が浮かぶと思いますが、ここオーストラリアでは「給料手渡し」のイリーガルジョブというのが横行している。ファーム仕事とか結構これである。給料を払う立場の人が税金を払いたくないとか、最低賃金(SA州だと約$17)出したくないとかの理由でこれである。

以前は最低賃金を守ってもらいしっかり税金を払ってもらって2ndの日数カウントをもらっていた。が、今回からなぜか給料手渡しになった。2ndの日数カウントもらえないじゃん。ってこと。

釘抜き終了

4月15日

快晴ではないが晴れていた

 

5時45分にジャーマンに起こされまともな準備もしないまま車を飛ばして職場へ。

すぐにワイヤー外しを始める。今日はそれをずっとやっていた。そんだけ。

 

この3日間毎日7時から3時半まで働いている。休憩抜いて8時間。3日で24時間。今週はイチゴ狩りもしているので4日も働いてしまった。疲れた。

 

バッパーへ帰って気がつく。タバコをなくした。1時間以上は放心していたような気がする。以前バスキング(路上パフォーマンス)で稼いだ小銭をかき集めタバコを買いにいく。遂に金貨がなくなってしまった。

 

明日、明後日はファームはお休み。歌ってこようかな。

 

今日の夕飯は友人の日本人バスカー(バスキングで食ってる人)に作ってもらった、ご飯に合うパスタ。

 

明日が休みってなるとみんなでお酒を飲んで楽しくおしゃべりしてしまう。いいことではあるのだがジョギングもストレッチもワークアウトも勉強もできていない。自制心を強く持つか計画性を持たなければいけない。優先度を決めよう。

 

何は無くとも明日は食材の買い物に行かなければ。

釘とワイヤー

4月14日

曇っていたと思います。

 

ジャーマンのクソガキに5時半に起こされてそのまま職場へ。

昨日と同じように釘を抜く。ひたすら抜く。

 

10時になり小休憩。この時点でとりあえず釘抜き終わった…と思っていた。

「(もしかしたらもう帰れるのか…?)」そわそわしながら休憩に入る。

「次はワイヤーを留めている釘を抜くぞ。」ボスが言う。

 

ワイヤーを留めている釘を抜く。ひたすら抜く。

この作業は二人一組で一人がワイヤーをつないでいる器具を外し、もう一人が釘を外す。僕は釘を抜いていた。初めの1時間はコツがつかめず置いていかれる。二人の差が開く。いつの間にかコツをつかんだのかすぽすぽ抜ける。無心で抜く。気づけば差は縮まり最終的には僕の方が先行していた。

 

今日で終わる作業と聞いていたのだけれで結局終わらず明日も仕事である。

明日も釘を抜くのである。

 

バッパーへの帰り道、高速道路で何度も寝そうになる。マジで危ない。

イタリアンとジャーマンは後部座席で爆睡である。田舎すぎてラジオが入らない。タバコを巻いてる余裕はない。この眠気解消は今後の課題である。切実に。

 

明日も5時起きである。明日こそは早く仕事終わって欲しい。

 

今日の晩御飯はベーコン入りしりしり。「しりしり」ってのは沖縄の郷土料理らしい。早い話が人参と卵の炒め物である。うまい。

 

バールと釘と丸太

4月13日

結構快晴

 

5時に起きる予定が起きたのは5時半。

5時45分に出発予定なので急いで準備をしてタバコを吸う。「(そういえば今日一緒に行く彼ら(フランス人とドイツ人)は起きているのだろうか)」そう思いながらタバコを吸う。

 

5時45分、バッパーレセプション前まで来たが誰もいない。ちょっと探してみたら彼ら飯食ってる。ちなみに僕は食ってない。時間なかったし…

 

「行くよ」「はーい」そんな感じで車に乗り込み北の町”ヌリオートゥパ”へ向かう。今日も僕はドライバーである。しかも今回は1時間以上のドライブである。

数日前にオーストラリアはサマータイムが終わり6時を過ぎると日が昇りはじめる。地平線から太陽が昇るのを眺めながらのドライブ。視界を太陽の光が遮るハイウェイは死と隣り合わせである。

 

…車内での会話はない…

 

集合場所に着きボスを待つ。

 

ボスが「あの車についていけ。今日はここからすぐのところで仕事だ。」とのことでついていく。結構ついていく。

 

なんだかよくわからないところについた。町の名前は”アンガストン”。

 

ボスからバールとバケツが配られる。ワーカーはボスを含めて5人。何度も見たことのある顔ぶれである。気さくなおじさんたち。

 

今日の仕事は金網を丸太に留めている釘を抜くだけ。ただそれだけ。なにこれ。

 

なかなか抜けなかったり、無理に抜こうとするとはじけとぶ釘に悪戦苦闘しながら気がつけばランチタイムである。この時点で3箇所の作業が終わった。

 

「この仕事何日間あるの?」僕が聞く。「2日。」

「これは何のファームの仕事なの?」僕が聞く。「わからない。ただ釘を抜き続けるんだ。早くやりすぎるなよ。」

なんなんだろうこれ。

 

午後3時半、本日の作業終了である。この時点で計5箇所の作業が終わった。明日は残りをやるのだが…残りは見た限り2箇所程度である。

 

「ここへどうやってくるかわかってるか?」「わからない。」僕が答える。

「じゃあ明日は直接ここへ来るのと、今日の集合場所へ来るのどっちがいい?」「今日の方がいい。」僕が答える。

「そうだ、君の連絡先を教えてくれないか?」「僕携帯電話持ってないんだ。」僕が答える。

「じゃあ、どうやって連絡をとればいい?君の連絡先を教えてくれ。」「だから、携帯電話を持っていないんだ。ごめん。」僕が答える。

「君が今持っているのは携帯じゃないのかい?連絡…」「マジでもってねーんだよ他のやつに聞くほうがいいよ絶対。」

 

ボス話聞いてないですね。

 

標識に従いなんとかバッパーへ帰る。

 

明日も5時起きである。

 

ちなみに今日の夕飯は卵とベーコンとネギとマッシュルームを炒めたやつです。