普通に怒られた
4月16日
晴れ時々小雨
朝8時に起き4人でカフェへ。
アデレードシティのハットストリートにあるオシャカフェでカプチーノとパイナップルチーズケーキを注文。
このカフェは何度か来ている。先日来た時に友人がオーダーしたパイナップルチーズケーキをみんなで食べたのだが、その味が忘れられず注文に至る。他の3人ももれなく注文した。
一口目。本当にうまい。幸せが押し寄せる。
二口目。うまい。すごい。パイナップルの酸味と甘みがクリームチーズと最高の相性。
半分を超えたあたりから皆の箸(フォーク)が止まる。
「半分でよかったよね?」「うん。」「残り持ち帰れるかな?」「いけるっしょ?きいてみよ?」
持ち帰ることに。
帰り道、僕以外の3人はショッピングに出かけるとのことで持ち帰りのケーキを持って一人バッパーへ帰る。
バッパーへ一度帰った後、ギターを持ち車に乗って南へ5分。
アンリーショッピングセンターへ向かう。最近始めたバスキング。僕が一番稼げているポイントである。
ギターを抱えてショッピングセンター前に座る。ストラップがないので立って弾くことができないのである。
「近くで募金やってるな…まぁ関係ない。とりあえずやろ。」そう思いながらバスキング開始。
「上を向いて歩こう」「デイ・ドリーム・ビリーバー」「リルラリルハ」を主に歌う。その他は練習中の「Isn't she lovery 」
開始早々コインが入ってくる。「今日は調子良いぞ…」そう思いながら歌い続ける。
1時間もした頃、募金のおっさんがこちらへ向かってくる。
「???」
「おまえ許可取ったんか?セキュリティーと話ししたんか?俺は1ヶ月前に予約して今日きてるんだ。おまえ許可とったんか?」
「ah…really? i didn't know… sorry, i back soon…」
怒られたので即座に撤収。$28.30の稼ぎ。
その後、マーケットへ買い物へ。クソ安野菜を買い込み、ちょっと肉を買って帰宅。
帰り道、バッパーのレント(宿代)を払うためにATMへ向かう。
「確か2週間分溜まってたよな…$210おろさなな。」
ATMから見たことない画面が。
「お前の残高$195だからおろせないけどどうする?」とのこと。
$190をおろす。バンクの中身$5である。
バッパーに帰ると先週の釘抜きの給料が届いていた。$360。多分8時間を3日で時給$15計算である。
「時給$15で手渡しできたってことはタックスがアレのやつだから2nd visaの日数に含めれないやつかこれ…」※ここら辺の説明は最後に記述いたします。
夕飯の準備と共に、賞味期限の切れた豚肩ロースブロックを煮る。角煮である。
白米がないため玄米を炊く。炊き方がわからずすごい調べる。
「びっくり炊き」なる二度炊きがいいらしい。
今日の夕飯はカレー。カレーは間違いないです。勝ち。
※めんどくさい説明
まず2nd visaという通常1年のワーキングホリデーを2年にすることができる制度がある。このvisaを取得するためには農業や漁業といった季節労働を計88日行い、指定のフォームにサインと日数を記入してもらわなければいけない。だいたいみんなこれが欲しくてファームジョブに行く。行きたくなくても行く。「じゃあ適当に書いちゃえばいいじゃん。」と思う方もいるかもしれない。が、去年2015年にこの制度はより厳しくなった。というかチェックが厳しくなった。以前は結構適当で、適当に書いたものが通っちゃったり、金銭によるフォームの売買等があったらしい。
今現在、ペイスリップ(給与明細)が必要となった。しかもしっかり税金を払っている記載も必要である。ここでも「税金払うとか払わないとか選べるの?」という疑問が浮かぶと思いますが、ここオーストラリアでは「給料手渡し」のイリーガルジョブというのが横行している。ファーム仕事とか結構これである。給料を払う立場の人が税金を払いたくないとか、最低賃金(SA州だと約$17)出したくないとかの理由でこれである。
以前は最低賃金を守ってもらいしっかり税金を払ってもらって2ndの日数カウントをもらっていた。が、今回からなぜか給料手渡しになった。2ndの日数カウントもらえないじゃん。ってこと。